マングローブ サップ（SUP)

お子さまと一緒に体験して、思い出作りにワクワクや感動を共有したいけれど、転覆などの安全面の心配が…そんなお子さま連れのご家族におすすめなのがマングローブサップ。

フィールドとなる比謝川は波や風の影響を受けにくく、海と違って川の流れが穏やかで、お子さまでも安心してSUPに乗ることが可能です。
さらに明るい時間帯だと、目が行き届くのでより安心して体験できます。

また、自然と触れ合いながら学ぶことができるので、お子さまの夏休みの自由研究候補としても最適です。

比謝川には、数多くの個性あふれる生き物たちが生息しています。
比謝川で一番観察できるのは、干潟の沼地で観察できる、シオマネキとトントンミー。

トントンミーはピョンピョンと沼地を飛び跳ね、シオマネキは暫くジッと観察しているとオス同士がハサミで掴み合いケンカを始めたり、気配を察知して穴に身を隠したり…いろんな行動が観察できます。

運がよければ、エサを求めて降りてきたマングースや、あのカワセミが観察できることも。

マングローブとは植物の総称で、汽水域などに生息するものを指しており、比謝川ではオヒルギ・メヒルギが自生し、特にメヒルギが多く見られます。

幹の周囲に泥から根を出すことで体を支えると同時に、呼吸もしています。
また、過酷な環境でも育つように、木の上で種を発芽させてある程度成長してから、地面にささりやすい細長い棒状の種を地面に落とします。

マングローブは環境に合わせて工夫をしながら命をつないでいる、とてもユニークなパイオニア植物です。
小規模なマングローブ地帯ですが、生命の神秘がたくさん詰まっています。